犬食文化を守れ|異文化による食文化への干渉は阻止せよ

愛らしい犬
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犬を食べることは非難されることなのか

犬肉を巡って物議を醸しているようです。

犬肉祭

切っ掛けは犬肉祭。

産経ニュースの記事 >> 中国「犬肉祭」に逆風強まる 世論6割超「取り締まれ」 ヤミ流通網など厳しい視線 に拠れば、中国国内の世論の64%が犬食祭の取り締まりを、51.7%が犬肉の取引を全面禁止すべきとし、62%が犬肉祭は中国の国際的な名声を傷つけていると認識していると言います。

犬食は是認されるべき

果たして犬食は控えられるべきなのでしょうか。禁止されるべきなのでしょうか。

犬食は控えられるべきものでもないし、禁止されるべきものでもないというのが結論です。

食を嫌う或は忌む理由

宗教

理由は、食文化というものは、宗教及び宗教観を如実に反映しているもので、或る宗教文化に於ける食文化は、他の宗教から見た時、必ずしも受け入れられるものでは無い場合があるからです。

広く知られたところでは、各々の厳格さは別として、イスラム教では豚は食べない、ヒンズー教では牛を食べないことが知られています。

感情

日本でも、例えば鶏は食べても、雀(すずめ)※は可哀想だと嫌う人がいたではないでしょうか。或は鶏を買っていて、鶏を食べられなくなってしまった人など。

(※ 現在の雀食状況については不明。捕獲禁止!?よく食べる環境で育った人とそうでない人では、同じ雀に対して持つ感情も異なるのが一般でしょう。)

食文化を忌み嫌うことに論理的必然性はない

結局のところ、食を忌む或は嫌うのは、宗教文化的背景であるか、育った文化的環境に影響された個人の感情によって決まります。従って、そこには全く合理性や論理性はありません。

たとえ動物を食べるのは全て可哀想として、菜食主義に走ったとしても、ジャイナ教から見れば、不徹底であり、合理性に欠けることは、過去記事 >> イルカの追い込み漁と鯨食文化に干渉する「国際社会」のご都合主義 で触れました。不殺生(アヒンサー)を貫けば、人間は生きることができないのです。

少数派に対する迫害

今回の騒ぎは、豚や牛に比べ、犬を食べる食文化を持つ宗教人口が少ないが故に起こっているといえるでしょう。牛、豚、羊では、同様の騒ぎは起きないのです。

犬食文化問題≒鯨食文化問題

その意味で、中国に於ける犬食文化の問題は、日本に於ける鯨食文化の問題と言えます。世界から見て、犬を食べる食文化を持つ宗教人口が少ないのと同様に、鯨を食べる食文化を持つ宗教人口が少ないからバッシングされているのです。

マイノリティに対する差別や迫害は無くせ

要するにマイノリティ(少数派)に対する差別であり迫害であると言って良いでしょう。迫害に曝された少数派の文化は保護され維持存続されなければなりません

個人的には、犬食してみたいとは思いませんし、むしろ想像するとぞっとします。しかしながら犬食文化は断固として支持すべきだと思います。

個人的感情と物事の是非の判断は区別しなければなりません。