儲かるノウハウのコピーライティングに騙されない!インチキと本物の見極め方

ネオン
スポンサーリンク

楽に簡単に儲かる方法を教えます!

誰もが目にする妖魔灯

楽に簡単に儲かる方法を教えます!

といった類(たぐい)のキャッチフレーズを目にしたことがあるでしょう。

巷に溢れて(あふれて)いますね。

キャッチフレーズに惹かれて、コピーを読み進めたことがあるのではないでしょうか。実際に、コピーに書かれているように、楽に簡単に儲けることができると思いますか。

押さえきれない衝動

楽に簡単に儲かる方法が有ったとしても簡単に教えるはずがない。
そうそうウマい話が有る筈がない。

表向きはそう装いつつも、内心は気になってしまう。

もしかしたら・・・これだけは・・・

そんな自分も居るのではないでしょうか。

時には、扇情的な言葉に、心を掻き乱され(かきみだされ)或は、欲に駆られ盲目となり、ついつい楽して簡単に儲かるというノウハウにお金を払いたくなる。そういったことはありませんか。

正直に言えば、楽に儲かる、楽して儲かるという類のキャッチフレーズに惹かれるベクトル、衝動は誰しもが持っていますから、理解できます。

しかしながら、楽に儲かる話に乗らないのは、インチキと本物を見極めるポイントが分かっているからです。

いんちきと本物を見極めるポイント

「知ること」と「できること」とに違いがあるかどうか!?

実は、とても簡単なことです。

「知ること」と「できること」に差があるか、ないかです。

「知ること」と「できること」に差が無ければ、間違いなくインチキです。

例えば、「儲かる株式銘柄を教えます。」です。

特定の銘柄を買えば、必ずもうかるならば、人に教える必要はありません。

借金でもして、買えるだけ自分で買えばいいのですから、人に教える必要はないからです。

教える人にメリットがあるとすれば、自分が購入した株式の価格を上昇させ売り抜ける目的、つまり大量に買い込んでいれば、株式売却時に当然、売り圧力となり、暴落しないまでも、値崩れは起こりますから、その対策としてその銘柄の購入を人に勧めることです。

若しくは、そもそも、そんな資力もなく、何か策略がある訳でもなく、単にお金を騙し取ろうというものでしょう。

恐らくこのような動機で大同小異だと思います。

更に株式投資を例にお話ししますと、「『必ず儲かる自動売買システム』を売ります!」も同様です。それは、そもそも必ず儲かるシステムならば、人に売る必要が無いからです。広く流布することで、システムの有効性が損なわれるリスクすらあります。

既に十分に儲けたので、御裾分け(おすそわけ)などと言葉巧みに尤もらしいことを言って、誘い込もうとする輩(やから)も居りますが、見ず知らずの人に御裾分けすることが想像できるでしょうか。そんな良い世の中ですか。

いかがでしょう。

お金を差し上げます!

実際に、楽に簡単に儲かる、自動で必ず儲かるのであれば、教える人は、

お金を差し上げます。

と言っているのと同じことだからです。

上に挙げた例は、いずれも「できること」と「知ること」との間に差はありません。

知れば、即実践できます。

では、株式投資ではどのような内容ならば、本物であり得るのでしょうか。

それは、相場のやり方についての内容です。

相場のやり方についての方法論です。

ちなみに、拙著でも相場のやり方について書いています。

拙著は商品先物の本ですが、相場に取り組む際に関わる本質的なことは株式投資でも同じです。実際、参考文献にマーケットの魔術師の株式編も含まれています。

本質的なことを説明していれば、分かったような気になっても、いざ実践するとなると、色々と考え、対処すべき課題が出てきます。

見るとやるとは大違いならぬ、知るとやるとは大違いなのです。

各々(おのおの)が実際に取り組む時、自分で考えて、随時、対処していかなければならないので、「頭で理解すること」、つまり「知ること」と「相場での実践」、つまり「やること」とは大きな開きがあります。

ですから僥倖(ぎょうこう)ではなく、相場のやり方で利益を得ようと思えば、相場のやり方の本質を理解するためにも、改めて修行とも言える実践の過程が必要になります。

必要なのは知の血肉化の過程

そのことを言い換えれば、過去記事 >> 知の血肉化|覚えるということの本当の意味と教育の有り方でも触れた、「知の血肉化(ちのけつにくか)」の過程が必要ということです。

そして「知の血肉化」の過程が必要なノウハウ、方法論ならば人から教えてもらうことができます。

なぜならば、上掲の「お金を差し上げます」を意味しないし、或る程度は荊の道を歩まなければならないからです。

知の血肉化はあくまでも必要条件!十分条件に非ず!

但し、残念ながら、知の血肉化の過程の存在は、必要条件であって十分条件ではないのです。

つまり、注意が必要なことは、知の血肉化が必要な儲けのノウハウであったとしても、それが必ず本物であることを意味しないということです。

少なくともこれまでの説明を理解すれば、「喰い付きをよくするための宣伝文句」に踊らされることは無くなるのではないでしょうか。