経営者たるもの常にフィードバックにオープンであれ

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真空管
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フィードバック

意味の整理

フィードバックとは、入力されたものから、ある処理系(下図の矩形くけい)を通って出力されたものを、再び入力側に戻すことで、より大きな出力が得られることです。

フィードバック

元々は工学系の言葉だそうで、フィードバックの概念を、初めて習った時も、確かに電流の話だったと記憶しています。電流をフードバックすることで、増幅ぞうふくし、入力された電流より、大きな電流が流れるようになる。そして、トランジスタや真空管がその役割を果たす部品であると習いました。

概念の応用

現在、フィードバックは、その他の分野でも使われるようになっています。

要点は、入力インプットから処理系を通って出力アウトプットされる工程で、一旦入力側に戻し、再度、処理系を通り、より大きい又は質の高いもの、つまり、より良いものを出力することだと理解しておけば良いかと思います。

フィードバックはあらゆる場面で有効

上図の矩形の中に、あらゆる活動を入れて考えてみましょう。そして、フィードバックにはどのようなものが有り得るのか考えてみましょう。するとその活動の成果をより良いものにしていくアイデアが得られます。

ここで、矩形の中に経営という言葉を入れてみましょう。これが、これまで再三、このブログで書いてきた文章のひとつのLeitmotivライトモティーフ(主導動機)、テーマでもあります。

もちろん経営でも

経営者たるもの常にフィードバックに対して開放的オープンであれ

ということです。フィードバックの経路チャネルは多ければ多いほど、有益です。 それは経営環境を取り巻く、全ての利害関係者ステイクホールダーからもたらされるものです。しかしながら、真摯に向き合わなければ、フィードバックとは簡単に失われてしまうものでもあります。

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