誰に相談すれば好いのか|相談相手に求めることは能力だけではない

相談

課題解決が必要な場合、時として誰かに相談したいことがあります。

その時、誰に相談するのかが問題となることが少なく無いでしょう。

したり顔で、それについては誰某が詳しいから、相談すると好いなどと世話を焼く人も居ります。

ところが要らぬお節介以上のもので無いことは少なくありません。

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何とかしてあげたい

何か解決したい課題があって相談した。

ところが相談する前よりも混乱した。

こんな経験はありませんか。

適切な相談相手とは一体どのような相手なのか。それを探るのが今回の主題です。

単に相談したい分野に精通しているというだけでは不十分なのは確かです。それでは相談相手に求められるものとは、どのようなことなのでしょうか。

具体例を挙げて考えてみましょう。

ドイツでのパン修業

仮にあなたがドイツでパン作りの修行をしたいとします。

知り合いにパン屋さん、それもドイツでパン修業をしてきたパン職人が居るとしたら、そのパン職人に相談するのが最適のように思われますね。

ところが必ずしもそうとは限らない。あなたのパン修行実現への道筋を付けてくれるのは他の人かもしれない。しかもそれはパンとは無縁の人かもしれないという話です。

通り一遍を過ぎると

パン屋さんも知り合いなので、昔の修行先に連絡くらいはしてくれるかもしれません。

ところで、この場合は、当時の師匠は既に高齢の為に廃業していたといたしましょう。

修行当時は流暢に話していたというドイツ語も現在ではからっきし。師匠に修行先の紹介をお願いは受けてもらえません。これ以上を期待するのは無理というものです。

ところが、友人にドイツでのパン修行の話をしたら、親身になって話を聞いてくれました。しかも伝手を使ってパン修行への道筋を付けてくれたのです。

こうしてあなたのパン修行は実現可能なものになりました。

さて、取って付けたような話に感じられたかもしれませんが、とても重要なことが含まれています。

それは相談相手に期待したい特に重要な要素です。

あなたに何とかしてあげたいという思い

それはあなたに何とかしてあげたいという気持ちです。

ドイツで修業したことがあると言う件のパン職人も、あなたに何とかドイツで修業させてあげたいと強く思ったなら、他にできたことがあるはずです。

ところが、師匠に連絡こそしてくれたものの、紹介依頼は固辞された。

つまり能力的なできるできないではなく、どの程度ならあなたに便宜を図っても好いと感じているか。これに大きく依存するということです。

知恵や知識経験が足らず、どうしようもないこともありますが、あなたに何とかしてあげたいという気持ちがあれば、できることは増えるということです。

逆にあなたに一切の便宜を図りたくないと思っている人であれば、如何に能力、知識、経験などなど必要な資産を備えていても、あなたの相談相手にはなり得ないのです。

一方で、あなたのお手伝いをしたいと思っていても、全くの無力では相談に乗れません。

無力では無い、役に立つために必要なものは、一体どんなものでしょうか。

課題解決能力

一言で表現すれば課題解決能力です。

課題解決が必要な時の相談相手が課題解決能力を持った人では、同語反復しているだけで何も教えてくれませんね。

では改めて、課題解決能力とはどのようなものでしょうか。

少なくとも相談したい分野に、単に精通していることで無いことは確かだと分ります。

実際、課題解決能力に、該当分野への知識、経験が必ずし必要なわけではありません。

課題解決能力とは、課題を解決する道筋を描き、それを実行する能力のことです。

つまり、課題解決に当たって、必要な知識、経験は後付けでも可能だということです。

時間的制約がある場合には、解決が難しいこともありますが、時間的制約も踏まえた上で、解決する道筋を立てる力の課題解決能力です。

ドイツでのパン修業の道筋を立てた友人は、文中は単に「伝手を使って」と表現しましたが、人を動かして友人のパン修業を実現したわけですから相応の能力を発揮したに違いありません。

課題解決の実際を云々するのが今回の主題ではありませんから、この程度の表現に留めます。

望まれる相談相手

相談相手に望まれる要素は2つ有ります。

一つは相談相手に何とかしてあげたいという気持ち、それも強いものが求められます。

もう一つは、課題解決能力です。

それでは相談内容への精通度合いは、影響しないのでしょうか。

相談内容への精通度合いが高ければ高いほど、何とかしてあげたいという思いの必要水準は低くても済むと一般には言えるかもしれません。ハードルが下がるという意味です。

また時として、結果に影響を与えることもあるでしょう。難易度が下がると表現できるでしょう。

従って、パン屋の話で言えば、友人よりもパン職人の方がより適切な修行先を選択し紹介し得たかもしれません。

そうは言っても結果については、友人の課題解決能力に依存する部分も大きいのが現実でしょう。そう言う意味で必ずパン職人の方が適切な修行先を紹介出来たはずだとは言い切れないということなのです。

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